2004年08月05日

九州勢、中学校の部で2連覇

 第9回全国中学・高校ディベート選手権(ディベート甲子園)は3日(月)、九州国際大学附属中学校(福岡)の初優勝で幕を閉じた。03年に青雲中学校(長崎)が優勝したのに続いて、九州勢としては2年連続の快挙となった。決勝戦で否定側第一反駁を担当した片岸美保さん(2年)はベストディベーターに選ばれ、「二冠」達成となった。

 初優勝を果たした九国大附中は、部活動(ディベート部)として大会に参加。顧問の大垣慎一郎さん(29)は、前任校でもディベートに取り組んでおり、九国大附中に赴任後の03年に同部を立ち上げたという。創部2年目にして全国大会優勝の栄光を手にしたことになる。大垣さんは「(教師と生徒の)壁を作らずに、気軽に参加できる雰囲気作りを心がけた。顧問と言うよりは、チームメンバーの一員として大会に臨んできた」と強さの秘密を語った。

中学校の部・ベストディベーターの片岸美保さん(九国大附中2年)

写真: 中学校の部・ベストディベーターの片岸美保さん(九国大附中2年)

投稿者 s98351hk : 2004年08月05日 01:32 | トラックバック